無垢内装パネル 施工要領書


(BPMT、RC88-、RC12VG、YC10VG、DF10VG)

1.事前チェック

● 商品到着時に、ご注文の商品内容・数量を必ずご確認下さい。施工後の商品取替や損害の請求はお受けできません。

 

● 当商品は木製(無垢材)にてフォークリフトやレッカーのワイヤー、荷吊リロープ等で傷をつけない様に充分注意して取り扱いをして下さい。

 

● 現場・倉庫での保管は桟木、台木の上に保管し地面には直接置かない様にして下さい。

 

● 商品到着時に重大な破損がある場合、現場内破損と見極める為、裔品到着後24時間以内に弊社担当者宛 にこ‘連絡下さい。24時間を経過した場合の破損材交換は承っておりません事をご了承下さい(現場内事故の可能性が否めない為)。

2.下地施工

● 柱・間柱・胴縁は乾燥した反リの無いものを使用し、303mm~455mm (1尺~1.5尺)間隔で仕上げて下さい。

 

● 無垢内装パネルを施工する箇所には5.5mm以上の合板を捨て貼りして下さい。又、捨て貼り合板同士の隙間は2mm程度空けて施工して下さい。捨て貼り合板の継ぎ目は同じ位置にならない様に千鳥貼りをして下さい。

 

● 捨て貼りした合板上に柱・間柱・胴縁の位置を墨出しして下さい。

3.仮並べ

● 天然無垢材は、一枚一枚の木目、色、節の位置や節の大きさが異なリます。故に施工前に仮並べをして、色・木目・割付のバランスを確認して下さい。

 

● BPMTは開梱後、直ちに施工して下さい。

4.施工

● 現場での塗装をする場合は、必ず施工前に行って下さい。施工後の塗装は、材の伸び縮みで不都合が生じる場合があります。

 

● 無垢内装パネル裏全体に、接着剤(ウレタン系接着剤)を塗布し壁に貼り付けて下さい。

 

● 合板下の胴縁位置に合わせ、フィニッシュネイル(推奨25mm~30mm)を雌実に45度の角度で打って下さい。打つ箇所は各胴縁に行うと、より強固に貼る事ができます。

 

● 樹種により無垢内装パネル材の柔らかさが異なる為、フィニッシュネイルを打つエアエ具(フィニッシュネイラー)の釘打ち深さを調整して下さい。フィニッシュネイルの頭が木表面から出過ぎず、食い込み過ぎず、水平である事が理想です。

 

●雄実を雌実に差し込む際は湿気の吸湿による材の伸び縮みを考慮し、若干0.3mm(夏季多湿時)~0.5mm (冬季乾燥時)程度の隙間を空ける様にして下さい。決して当て木をして叩き込まない様にして下さい。

植村産業株式会社建材事業部

5.施工後

● 天井材に使用した場合は基本的に必要あリませんが、腰板、壁材に使用した場合は養生を行って下さい。

 

● 養生シートは、厚みとクッション性のある中芯原紙を特殊強化フィルムで両画貼りしたサンドイッチ構造の物をご使用下さい。

 

● 養生テープは無垢内装パネルには直接貼り付け無い様にして下さい。無垢内装パネルに直接貼りますと、粘着糊が表面に残ったり、木繊維が剥がれたりする恐れがあります。

 

● 腰板、壁材の全体を養生シートで覆うようにして下さい。無垢内装パネルが一部露出しますと、日射により他部分との色違いが発生致します。

印刷する